昨年、12月19日に東京霞が関ビルで開催された「小野会」に参加しました。会員数は20名ですが、年末の慌ただしい時期でしたから、参加者は10名でした。小野会というのは本校校長に就任した私をバックアップするという趣旨で設立されたものです。小野文庫基金に特化してスタートしました。もう3回開催しています。図書購入費以外にも現物を下さる方もいます。全校朝礼の厳格化ということで朝読を発展的に解消しました。その読書を担保するという意味合いで小野文庫を立ち上げました。一般的に読書指導というと課題図書を読ませるのが通例です。読書感想文もついてきます。だから、読書嫌いになってしまいます。生徒の読書レベルは様々ですから、各自のレベルに応じた、読みたい本を読ませています。とにかく活字に慣れ親しませるのが第一義です。月に一冊読ませるのを目標にしています。人生を生きるうえにおいて読書は有効な武器になるのではないでしょうか。私にとっても読書のない生活は考えられません。少なくとも、私の任期中は読書指導を推進して行く所存です。