4月7日に本校の入学式が挙行されました。本校の講堂は畳敷きです。来賓を除いて新入生も保護者も教員も畳に正座します。こんな高校は他にはないでしょうね。もちろん、時々、足を崩させますけどね。また、式の初めにご法楽と言って全員で般若心経を読経する場面がありますが、これも他ではあまりないことでしょう。読経するときには、姿勢を正しますから、身体の歪みが改善されたり、血行が良くなる効果があります。入学式の後には、生徒も保護者も徒歩で大師教会に赴き、受戒を受けます。更に、本山の金剛峯寺に行き、宗務総長(学園理事長)の講話を聴きます。そのあと、本山の庭で記念撮影です。学校への帰途、外国人にバス停を尋ねられ、オーバーゼアと答えましたが、通じたようです。ことほど左様に高野山には、外国人が多いのです。これから陽気が良くなるとますます外国人旅行者が増えていくことでしょう。校内のあちらこちらにフキノトウが芽を出しており、高野にも遅い春が巡ってきたようです。高野はこれから様々な花に彩られます。